オプナスから出ているメモリスという鍵もとても変わっています。
見た目が普通の鍵とは違っているのでまずそこが特徴的です。
メモリスには3つの鍵がついてきます。
まず持ち手が黒いのが子鍵です。通常、住宅の鍵をあけたり締めたりするときに使う鍵です。これが4本1セットになっています。
さらに黄色の鍵があります。これはチェンジキーというものです。
もし子鍵をなくしてしまったらこれを鍵穴にさせば鍵穴の情報がリセットされます。
もう一本の鍵はオレンジ色のマスターキーです。これはマンション等、建物の鍵を一本で管理したい時に使われます。
メモリスは子鍵をなくしてしまった際にチェンジキーをつかって今までの鍵を使えないようにして、新しい鍵を使えるようにすることが自分で簡単にできてしまうのです。
これまでは鍵をなくしてしまった場合には業者さんに来てもらって鍵をシリンダーごと取り替えなくてはいけませんでした。しかし、メモリスではそれが必要ないのです。
利便性だけではなく防犯性にも優れたディンプルキーなので安心して使うことができます。
戸建てや個人向けだけではなくマンション管理者や業者にとってもとても便利な鍵です。
これまで入居者が入れ替わるときにいちいち鍵交換をしていた管理者さんはその手間や費用を大幅に削減することができます。
新しいキーセットを購入すれば簡単な操作で自分で鍵交換をすることが可能です。
この鍵の仕組みは自動販売機の鍵から生まれました。自動販売機はひとつのマスターキーでいくつもの自販機を開けることができるようになっていますが、マスターキーを紛失した場合にはすべての鍵を交換しなくてはいけません。この手間を省くために挿すだけでリセットできる鍵を開発したのです。